「うちの外壁は金属サイディングだから塗装は必要ないですよね?」
板倉町で現地調査をしていると、このご質問をいただくことがあります。
確かに金属サイディングは非常に優秀な外壁材です。
窯業系サイディングのようにひび割れが起きにくく、耐久性も高いため、
「メンテナンスが少なくて済む外壁」
として人気があります。
実際に板倉町でも金属サイディングのお住まいは多く見られます。
しかし、
金属サイディング=一生メンテナンス不要
というわけではありません。
今回は板倉町で多く採用されている金属サイディングについて、
本当に塗装が必要なのか?
どんな時にメンテナンスを考えるべきなのか?
を職人目線で分かりやすく解説します。
金属サイディングは本当に優秀な外壁材です
まず最初にお伝えしたいのは、
金属サイディングは非常に耐久性の高い外壁材です。
特に近年主流となっているガルバリウム鋼板は、
昔のトタンと比べて耐食性が高く、
簡単にサビる外壁ではありません。
また、
- ひび割れしにくい
- ・軽量で建物への負担が少ない
- ・凍害に強い
- ・耐久性が高い
といったメリットがあります。
そのため、
窯業系サイディングと比べると塗装周期が長くなるケースも少なくありません。
ではなぜ塗装をするの?
ここがお客様が一番気になる部分だと思います。
実際のところ、
私たちが金属サイディングを見て
「そろそろメンテナンスを考えた方がいいですね」
とお伝えする理由は、
サビではありません。
一番多いのは「色褪せ」と「艶引け」
板倉町でもよく見られるのが、
色褪せや艶引けです。
新築時は艶があり美しかった外壁も、
長年紫外線を浴びることで少しずつ変化していきます。
すると、
- ・色が薄く見える
- ・艶がなくなる
- ・古びた印象になる
といった症状が現れます。
住んでいると気付きにくいですが、
実際には新築時とかなり印象が変わっているケースもあります。
塗装は外壁を守るだけでなく美観を維持する工事
お客様の中には、
「壊れていないなら塗装しなくてもいいのでは?」
と思われる方もいます。
もちろん考え方として間違いではありません。
しかし住宅は資産でもあります。
外壁が色褪せているだけで、
家全体が古く見えてしまうことがあります。
反対に塗装を行うことで、
新築時のような美観を取り戻すことができます。
板倉町の住宅は紫外線の影響を受けやすい
板倉町は比較的周囲に建物が少なく、
日差しを直接受けやすい住宅も多くあります。
また夏場の強い紫外線によって、
外壁の塗膜は少しずつ劣化していきます。
金属サイディング自体は丈夫でも、
表面の塗膜は永久ではありません。
そのため、
築15年〜20年を超えた頃から、
塗装を検討される方も増えてきます。
「まだ大丈夫」と「今が適切な時期」は違う
ここは職人としてお伝えしたい部分です。
金属サイディングは丈夫なので、
多少色褪せていてもすぐに問題になることは少ないです。
だからといって、
「まだ大丈夫だから何もしない」
を繰り返していると、
気付いた時には外壁全体がかなり劣化していることもあります。
私たちが考える理想のメンテナンスは、
壊れてから直すことではありません。
まだ大丈夫なうちに状態を確認することです。
職人として思うこと
現場で金属サイディングを見るたびに思うのは、
本当に優秀な外壁材だということです。
だから無理に早く塗装する必要はありません。
しかし、
「金属サイディングだから何もしなくていい」
という考えも少し違います。
大切なのは、
今どのような状態なのかを知ることです。
築年数だけでは判断できません。
日当たりや立地によっても劣化状況は変わります。
だからこそ、
まずは現在の状態を確認することが大切だと考えています。
まとめ|金属サイディングは長持ちする。でも定期的な確認は必要です
板倉町でも多く採用されている金属サイディングは、
非常に耐久性が高く、簡単にサビる外壁材ではありません。
しかし、
- ・色褪せ
- ・艶引け
- ・美観の低下
といった変化は少しずつ進んでいきます。
住宅を長くきれいに保つためには、
「壊れてから考える」のではなく、
定期的に状態を確認することが大切です。
板倉町で金属サイディングのお住まいにお住まいの方は、
まずは今の状態を知ることから始めてみてはいかがでしょうか。