館林市でALC・モルタル外壁を塗装するならなぜ基本4回塗り?職人が「シーラー+フィラー」を使う理由

館林市で外壁塗装の現地調査をしていると、サイディングだけでなく、ALCやモルタル外壁のお住まいも多く見かけます。

外壁塗装について調べると、

「外壁塗装は3回塗りが基本」

という言葉を目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

一般的には、

下塗り → 中塗り → 上塗り

という3回塗りが基本となる塗装仕様は多くあります。

では、なぜ小林塗装ではALCやモルタル外壁について、建物の状態を確認したうえで基本4回塗りで考えているのか。

「1回多く塗った方が丈夫だから?」

「4回塗りの方が高級だから?」

そういう理由ではありません。

ALCやモルタル外壁には、サイディングとは違った特徴があります。

そして私たちは、その特徴に合わせて、

シーラー → フィラー → 中塗り → 上塗り

という工程を基本に考えています。

今回は館林市で20年以上塗装工事に携わってきた職人の立場から、なぜALC・モルタル外壁では「シーラー+フィラー」という下地づくりを大切にしているのかを詳しく解説します。

ALC・モルタル外壁で私たちが特に見るのが「ひび割れ」です

ALCとモルタルはまったく同じ外壁材ではありません。

しかし塗り替えの現地調査で共通して注意して見る部分があります。

それが、

外壁のひび割れ(クラック)です。

モルタル外壁では、建物の動きや乾燥収縮などによって細かなひび割れが発生することがあります。

ALCの場合も、パネルそのものだけでなく目地や開口部周辺など、建物の動きが影響しやすい部分を細かく確認します。

もちろん、大きなひび割れがあれば塗料だけで何とかするのではなく、状態に合わせた補修が必要です。

そのうえで私たちは、

これから作る塗膜に、どのような下地を作ってあげるか

を考えます。

なぜ最初にシーラーを塗るのか?

小林塗装では、ALCやモルタル外壁を塗装する際、まず既存塗膜の状態を確認したうえでシーラーを施工します。

シーラーの大きな役割の一つが、

既存の下地と、その上に施工する塗材との密着性を高めることです。

外壁塗装は、最後に塗る上塗り材だけがしっかりしていれば良いわけではありません。

今ある外壁。

既存塗膜。

これから作る新しい塗膜。

これらをしっかりつなげていく必要があります。

そのための重要な工程として、まずシーラーを入れます。

私たちが考えているのは、

「とりあえず下塗りをする」のではなく、次の工程がしっかり密着できる下地を作ること。

ここが重要です。

その上からフィラーを塗るのには、別の理由があります

「シーラーを塗ったなら、そのまま中塗り・上塗りではダメなの?」

と思われるかもしれません。

ここが今回、一番お伝えしたいところです。

シーラーを施工したあと、私たちはさらにフィラーを施工します。

なぜなら、

シーラーとフィラーでは役割が違うからです。

シーラーで密着性を高めたあと、

フィラーを施工することで下地に必要な厚みを持たせ、細かな凹凸を整えたり、下地の状態に合わせた塗膜を作っていきます。

使用する材料や仕様によっては、ひび割れへの追従性を持ったフィラーもあります。

ALCやモルタル外壁は、塗り替え時に細かなクラックが目立つことがあります。

だからこそ私たちは、

密着性を高める工程と、厚みを作る工程を分けて考えています。

「下塗りを2回している」だけではありません

ここは、お客様にぜひ知っていただきたいポイントです。

小林塗装のALC・モルタル外壁の基本的な工程は、

1回目 シーラー
2回目 フィラー
3回目 中塗り
4回目 上塗り

です。

数字だけを見ると、

「下塗りを2回しているから4回塗り」

に見えるかもしれません。

でも、私たちの考え方は少し違います。

シーラーにはシーラーの仕事があります。

フィラーにはフィラーの仕事があります。

シーラーで密着性を高め、フィラーで必要な厚みを作る。

それぞれ違う目的を持った工程を重ねた結果として、4回塗りになるのです。

「ALC・モルタルは吸い込みが激しいから4回塗り」ではありません

ALCやモルタルの塗装について調べると、「吸い込み」という言葉を目にすることがあります。

もちろん下地の状態によって吸い込みを考える場面はあります。

しかし、小林塗装がALCやモルタルを基本4回塗りで考える一番の理由を、単純に「吸い込みが激しいから」と説明するのは違います。

塗り替えを行うALCやモルタル外壁では、もともと既存の仕上げによってある程度の塗膜や厚みが形成されているケースも多くあります。

だから私たちは、

「ALCだからこうする」だけではなく、今ある既存塗膜がどのような状態なのかまで確認します。

ひび割れはどうか。

既存塗膜は生きているか。

浮きや剥がれはないか。

過去にどのような仕上げがされているか。

その状態を見たうえで、これからどんな下地を作るべきなのかを判断します。

ひび割れは「厚く塗れば全部直る」わけではありません

ここも非常に重要です。

「フィラーで厚みをつけるなら、ひび割れも全部埋まるんですよね?」

というわけではありません。

細かなクラックと、補修が必要な大きなクラックでは対応が違います。

ひび割れの幅や深さ、場所、動きなどを確認し、必要であれば塗装前に適切な補修を行います。

その補修をしたうえでシーラー、フィラー、中塗り、上塗りと塗膜を作っていく。

塗料だけですべてを隠してしまうのではなく、補修するところは補修し、塗装で守るところは塗装で守る。

この判断も、ALC・モルタル外壁を長持ちさせるうえで大切だと考えています。

だから「4回塗りだから凄い」ではありません

私たちは、4回塗りという数字そのものを売りにしたいわけではありません。

3回より4回。

4回より5回。

単純に回数を増やせば良い塗装になるのであれば、職人の知識や経験は必要ありません。

大切なのは、

その1回にどんな役割があるのか。

ということです。

ALC・モルタル外壁に対して、

シーラーで密着性を高める。

フィラーで必要な厚みを作る。

その上から中塗り・上塗りで仕上げる。

私たちは、この工程が必要だと考えているから基本4回塗りにしています。

つまり、

「4回塗りだから凄い」のではありません。

「その外壁に必要だから4回塗る」のです。

館林市でALC・モルタル外壁の塗装を考えている方へ

同じ築年数の住宅でも、外壁の状態は一軒一軒違います。

特にALCやモルタル外壁では、

「何の塗料を使うのか」

だけではなく、

「その塗料を塗る前に、どんな下地を作るのか」

にも注目していただきたいと思います。

見積書を比較するときも、

「シリコンだから」

「無機だから」

「3回塗りだから」

「4回塗りだから」

という部分だけで判断するのではなく、

なぜその下塗り材を使うのか、なぜその工程が必要なのかを説明してくれる業者かどうか。

ここも確認してみてください。

まとめ|大切なのは「何回塗るか」より「なぜその工程が必要なのか」

館林市で外壁塗装をお考えのお客様からすると、完成後はシーラーもフィラーも見えなくなってしまいます。

ですが、私たち職人にとっては、

完成すると見えなくなる部分こそ大切な工程です。

ALCやモルタル外壁では、ひび割れや既存塗膜の状態を確認し、

シーラーで密着性を高める。

フィラーで必要な厚みを作る。

そして中塗り・上塗りで仕上げる。

小林塗装では、この考え方からALC・モルタル外壁を基本4回塗りで施工しています。

ただし、建物は一軒一軒状態が違います。

最終的には現地調査で外壁の状態を確認し、その建物に必要な施工を判断することが何より重要です。

4回塗りだから良いのではありません。

シーラーで密着性を高め、フィラーで必要な厚みを作る。

その外壁に必要な工程を考えた結果、4回になる。

小林塗装では「何回塗るか」という数字だけではなく、

「なぜ、その工程が必要なのか」

を大切にしながら、館林市のお住まい一軒一軒に向き合って施工しています。

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